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with/postコロナ社会における生体試料の維持のための廉価・高性能な凍結保存剤

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20NB
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20NB

研究代表者

黒田 浩介  金沢大学, 理工研究域生命理工学系, 准教授

研究期間 (年度) 2021
概要コロナ禍における外出禁止により、貴重な生体試料(細胞・組織・実験動物)が失われる可能性がある。そのため生体試料の凍結保存は必須な手法であり、廉価で高性能な凍結保存剤が求められている。我々はこれまでに新規の双性イオン液体を作製し、市販品よりも高性能な凍結保存剤を開発した。この凍結保存剤は、化学合成のみで生産できるという他にはない特徴をもつため、廉価で大量の生産を可能にし得る。しかし現段階では、主成分である双性イオン液体が高価であり、またその大量生産も困難である。本課題では、双性イオン液体を廉価で大量に合成するためのルートを構築し、高性能な凍結保存剤を現行の凍結保存剤の40分の1の価格で提供する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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