熱循環による高効率土地利用型バイオメタン生産システムの確立
体系的番号 |
JPMJTM20PC |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20PC |
研究代表者 |
田村 廣人 名城大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | コロナ禍後の経済復興と気候変動対策の両立という課題解決には、非化石燃料のエネルギー供給技術確立が必須である。申請者らは遊休地をメタン発酵槽、多様なセルロース系廃棄物を再生可能エネルギー資材として、バイオガスを平均日量100 L/m2生産する「低コストの土地利用型メタン生産技術」を確立した。しかし、通年で安定したバイオガス生産には、冬期低温時の発酵効率低下の克服が課題である。そこで、ヒートパイプによりメタン発酵槽に温液を循環させ、温度を25°Cに保つ熱利用システムを確立し、冬期の日量100 L/m2のバイオガス生産を達成し、コロナ禍後社会のレジリエンス向上に貢献する技術革新を行う。
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