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次亜塩素酸消毒液の濃度を明瞭多彩な色調および表示形状変化により測定できる試験紙の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20JJ
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20JJ

研究代表者

兼清 泰正  北見工業大学, 工学部 地域未来デザイン工学科, 准教授

研究期間 (年度) 2021
概要新型コロナウイルスに対する消毒剤として次亜塩素酸が広く用いられているが、保存中に分解し易いため、実効性ある消毒のためには次亜塩素酸濃度を随時測定して消毒能力を確認することが必要である。研究代表者は、次亜塩素酸に応答して明瞭多彩な色調および表示形状変化を示す薄膜の開発に成功している。本研究では、この薄膜を様々なタイプの濾紙と複合化して新規の次亜塩素酸試験紙を開発する。消毒に有効な次亜塩素酸濃度35~200 ppmの範囲において、多段階の濃度判定を1分以内の測定で行えることを開発目標とする。最終的に、誰もが手軽に分かり易く測定できる次亜塩素酸試験紙を実用化し、感染予防対策の一段の質的向上を図る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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