体系的番号 |
JPMJTM20NJ |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20NJ |
研究代表者 |
坂元 博昭 福井大学, 学術研究院工学系部門 繊維先端工学分野, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | With/Postコロナ社会において、高感度・高精度なウイルスの検査技術確立は急務である。しかし、現在の新型コロナウイルスPCR検査の約3割は偽陰性であると言われている。その原因の1つに「検体からのRNA抽出収率の低さ」が考えられる。そこで、本研究では日華化学株式会社が開発した光架橋性人工核酸に着目した。まず、標的RNAと相補的な配列に人工核酸を付与し、磁気粒子へ修飾する。ついで、光照射によって人工核酸と標的RNAを共有結合させ、標的RNAを確実に捕捉する。さらに、その磁気粒子の動きの変化を画像解析することで、PCR法による遺伝子増幅を必要とせず「画像解析」からウイルスRNA検出できる技術を開発する。
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