体系的番号 |
JPMJTM20PY |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20PY |
研究代表者 |
塩見 昌平 地方独立行政法人京都市産業技術研究所, 金属系チーム, 次席研究員
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 新型コロナ流行に伴う感染時の簡易診断やワクチン接種後の免疫獲得の検査手法として,インフルエンザでも用いられるイムノクロマトは有力であり,今後その材料需要の激増は容易に予想できる。本研究では,イムノクロマトの基幹標識材料であり高価で製造に危険を伴う金に対し,磁性・卑金属ナノ粒子をベースとし,酸化物被膜等による高い生体分子結合性を付与した標識材料の開発を行う。これにより,1.金から卑金属への代替による大幅な低コスト化,2.酸化物を介した粒子上への生体分子標識プロセスの安定化,3.磁場による回収,搬送および高性能センサー等への適用を可能とし,低コストかつ迅速,高感度な生体分子検出への展開を目指す。
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