体系的番号 |
JPMJTM20R5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20R5 |
研究代表者 |
比江島 慎二 岡山大学, 大学院環境生命科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | H30の真備町などの豪雨災害の教訓から,洪水の前兆である中小河川の氾濫(内水氾濫)の早期モニターが必要とされている.現状,水位・流速計は装置コストが高く外部電源が必要で,中小河川への設置が困難である.本研究では,独自のHydro-VENUS水流発電技術を応用することにより,外部電源不要かつ従来機より低コストの流速計を実現する.洪水にも耐え得る堅牢性を備えた振り子機構と,データ送信に充分な電力を発電・蓄電できる電源機構を構築できるかが,実現可能性を判断する鍵となる.実証機を製作し,水槽による基礎実験を経て,既に協力を得ている岡山市などの行政とともに実際の河川への設置によりこれらの検証を行う.
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