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閉鎖型育苗施設内の空気清浄機能を兼ね備えた植物種子殺菌装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20RW
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20RW

研究代表者

門脇 一則  愛媛大学, 大学院理工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2021
概要換気困難な閉鎖型育苗施設内において,空気清浄と種子殺菌を同時に実現するパルス放電処理装置を開発する。針対メッシュ電極間に直流高電圧を印加することにより,空気中の微粒子や菌・ウィルス類を捕獲する。メッシュ電極の下にはもうひとつ平板電極が配置され,両電極間に播種前の種子が挟まれている。集塵された荷電粒子群がメッシュ間隙を抜けて,種子周辺に蓄積される結果,メッシュ対平板間に内部電界が生じる。この状態の元で,メッシュ対平板間に極性反転パルス電圧を印加すると,種子周辺に大気圧プラズマが形成される。この原理を用いて,種子に悪影響を及ぼす可能性のある微生物・ウィルス等の殺菌・不活化,あるいは除去を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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