新型コロナウイルスの治療薬開発およびウイルス研究に有用な機能性脂質の探索
体系的番号 |
JPMJTM20QK |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QK |
研究代表者 |
今井 博之 甲南大学, 理工学部生物学科 植物細胞工学研究室, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | SARS-CoV-2の感染機構は、ウイルスのスパイク(S)タンパク質が宿主細胞表面のACE2と結合し、細胞侵入を可能にすることによる。最近、機能性脂質スフィンゴシン(SPH)が、ACE2と結合して感染抑制を引き起こすことが報告されている。甲南大学の今井らは、植物・菌類由来のSPH類似化合物の精製に関する分析技術を保有している。本申請課題では、植物・菌類由来のSPH類似化合物がACE2に結合し、ACE2とSタンパク質との相互作用をブロックするかの原理確認を実施する計画。
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