プラスチック汚染研究連携の東南アジアネットワーク(ASEAN-PLASTIC)
体系的番号 |
JPMJSC2113 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC2113 |
研究代表者 |
磯辺 篤彦 九州大学, 応用力学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2022
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概要 | 本研究では、日本が主導して世界に発信した浮遊マイクロプラスチックの観測ガイドラインを汚染の最前線であるアセアン域内に適用可能な海洋プラスチック汚染の観測ガイドラインに発展させ標準化するとともに、得られた知見を市民レベルでの啓蒙活動につなげ、プラスチックごみ削減に向けた市民社会の理解促進や学校教育の最適化を目指す。具体的には、日本側研究者は、マレーシアにおいてドローンを用いた海岸プラスチックごみの分布を評価するとともに、日本で培ったガイドラインでパイロット観測を実施し、観測手法の現地での有用性を検証する。た、ドローンを用いた海岸プラスチックごみの分布を評価する。その際、フィリピン研究者による海洋生態系における海洋プラスチックの動態に関する知見、英国研究者のマレーシアでのプラスチックごみ削減に関する環境教育の実績を踏まえ、アセアン域内での活動を通して得られたデータや技術情報の共有や統合化、高度化を進める。
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研究領域 | 海洋科学及び水問題等 東南アジアにおける持続可能開発 |