体系的番号 |
JPMJSC2106 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC2106 |
研究代表者 |
東野 輝夫 京都橘大学, 工学部情報工学科, 教授・工学部長
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研究期間 (年度) |
2021 – 2024
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概要 | 本研究は、COVID-19禍で増大している「高齢者の孤立」の検知や改善に資する技術を創出することを目的とする。
日本側は、カメラやセンサーを用いた人やモノの状況把握や行動推定が専門の情報系研究者、老年精神医学が専門の精神科医師、老年行動科学が専門の社会科学系研究者の協働により、高齢者の表情から感情を推定する技術などを開発し、多数の高齢者の所属する自治会で実証実験を行う。米国側は、ヘルスケア技術研究の専門家と地域医療を担う看護学の専門家らにより、独居や低所得の高齢者などが住むアパートのコミュニティを対象に、さまざまな医療機器やセンシングデバイスを活用して「高齢者の孤立」の検知や改善に資する技術を開発する。
こうした新技術や分析ツールの有効性を評価し、両国の高齢者見守り体制の違いなども明らかにする。
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研究領域 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により求められる新たな生活態様に資するデジタルサイエンス |