体系的番号 |
JPMJTR213A |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR213A |
企業責任者 |
瀬尾 明繁 豊田合成株式会社, 先端材料開発部, 一般
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研究責任者 |
安藤 翔太 国立大学法人東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2021 – 2022
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概要 | ゴムは特有の弾性を持ちモビリティをはじめとして産業に不可欠な材料である。一方、環境省はpostコロナ時代の「新たな日常」の脱炭素化推進を提言しており、ゴムにおいても100%天然由来(バイオ)化は必達である。しかし天然ゴムは熱や耐候性に劣るなど、そのままで合成ゴムを代替することは困難である。また種々検討されているものの、全合成ゴムのバイオ化は現在も未達である。
そこで我々は本プロジェクトにて、化学修飾技術と、環動高分子との複合化技術を組み合わせた改質天然ゴムによる合成ゴム代替材料のFS検討を行う。本材料の実用化は脱炭素化の問題解決のみならず、未来モビリティデザインに貢献できる革新的ゴム材料となりうる可能性を秘めている。
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