高強度テラヘルツ光によって誘起された量子スピン流の学理創出
体系的番号 |
JPMJPR2107 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR2107 |
研究代表者 |
玉谷 知裕 東京大学, 物性研究所, 特任研究員
|
研究期間 (年度) |
2021 – 2024
|
概要 | 従来のスピントロニクスは、熱や不純物によって強く散乱された古典的拡散スピン流を研究対象としています。しかし、近年開発された高強度テラヘルツ光源を用いれば、熱や不純物による散乱が起こるより早く、波動関数の位相が乱されていない量子スピン流を生成することが可能です。そこで、本研究では、高強度テラヘルツ光を半導体に照射することで生じる量子スピン流の学理を構築し、新たなスピントロニクス分野の創出を行います。
|
研究領域 | 革新的光科学技術を駆使した最先端科学の創出 |