体系的番号 |
JPMJMI21G7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI21G7 |
研究代表者 |
塚田 啓道 中部大学, AI数理データサイエンスセンター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2023 (予定)
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概要 | 認知症の根本原因は老化による細胞老化随伴分泌現象(senescence-associated secretory phenotype, SASP)であると考え、脳の老化、構成細胞の老化プロセスの特徴を抽出し、その情報構造を数理モデル・AI技術によって特定する。脳の中で進行している病態層の変化ダイナミクスを症状が現れる不可逆な臨界点に到達する前に数理モデル・AI技術によって捉え、認知症の早期診断、発症時期や疾患の進行の予測を実現するシステムを開発する。この研究を通じて、社会的・経済的損失を引き起こしている認知症に対して数理科学に基づく診療支援システムを提供するとともに、最終的に脳の老化の最適化を実現した社会、すなわち脳が老いることのない社会、さらには老いても若返ることが出来る社会の実現を目指す。
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研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」 |