体系的番号 |
JPMJTR213B |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR213B |
企業責任者 |
黒田 典孝 株式会社ワイエムシィ, 経営戦略室, 室長
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研究責任者 |
高橋 秀依 学校法人東京理科大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2022
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概要 | 有機化合物である光増感剤を、固相上に固定化した固相光増感剤の作製を基盤技術とし、光エネルギーによって効率良く不斉誘起する工程と、クロマト光学分割する工程を連続的に繰り返すことにより、高純度で付加価値の高いキラル化合物を環境調和的に創出できる新規なシステムを開発する。本システムは、安価に合成できるラセミ体を出発原料とし、高価な不斉触媒を必要とせず、かつ半分のエナンチオマーを無駄にせずに、理論上100%の収率、100%の立体選択性で所望のエナンチオマーを製造できるシステムであり、不斉炭素を含む抗ウィルス剤や、機能性材料の創出に役立つことから、with/postコロナ社会に貢献する画期的な製造技術となる。
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