体系的番号 |
JPMJTR212D |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR212D |
企業責任者 |
渡邊 眞生 株式会社タマリ工業, 技術部, GM
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研究責任者 |
池上 浩 国立大学法人九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2024
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概要 | 自動車の電動化が進展し駆動モータの生産量は2040年に10倍に急増するが、コイルの数百本の平角銅線の溶接が生産拡大の障害となり、溶接の高速化が喫緊の課題となっている。本研究では特殊ノズルでスパッタによる近接配線短絡を回避し、高品質なレーザ溶接を実現する。さらに、溶接時の温度分布画像、溶接継手画像のAI解析に基づいて、レーザ光の整形と溶接条件をリアルタイム制御する革新的なレーザ溶接技術を開発する。従来の10倍の溶接速度を実現し、国際競争力を発揮するステータ用平角銅線の高速AI制御レーザ溶接加工装置として製品化することで、カーボンニュートラルの実現、併せてポストコロナ社会の経済の復興に貢献する。
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