体系的番号 |
JPMJTR213D |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR213D |
企業責任者 |
喜瀬 純男 株式会社古河テクノマテリアル, 特殊金属事業部技術開発部, 技術開発課長
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研究責任者 |
大森 俊洋 国立大学法人東北大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2025
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概要 | 高確率で発生が危惧される巨大地震に対し、建造物の機能維持は最重要課題である。課題解決に向けたキーマテリアルとして、本研究では鉄系・銅系超弾性合金の単結晶大型部材を開発する。大変形後も荷重を除くだけでヒステレシスを描き変形回復する超弾性合金を建造物に適用し、地震中の最大変形に加えて地震後の残留変形を抑制することで、地震後の継続利用や超早期復旧が可能になる。さらに事業化に向けた出口戦略として、市場ニーズが高い鉄筋コンクリート橋脚と木造住宅の耐震補強への適用性を実証する。これらを通してwith/postコロナの災害対策で問題となる「医療物資・患者の搬送路確保」や「密となる避難生活の回避」に貢献する。
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