体系的番号 |
JPMJMI21EH |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI21EH |
研究代表者 |
福島 和樹 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2021 – 2025 (予定)
|
概要 | 分解性ポリマー材料は、現代の低・脱炭素化社会への転換と海洋プラスチック問題の解決の両方に対するキーマテリアルとして期待されている。本研究では、これをより実用的に発展させるため、天然分子の構成要素を組み換え、混合し、易分解性結合を用いて再構築する「天然分子リコンストラクト」の概念を導入し、既存のプラスチック材料を代替し得る「人と環境にやさしい」次世代機能材料の創出に取り組む。天然分子に豊富に含まれるグリセロールやリグニン誘導体、アミノ酸、脂肪酸などのバイオマス由来物質を活用し、これらが易分解性結合(エーテル、エステル、アミド、カーボネート等)によってつながってできる分解型機能性ポリマーを創製する。これにより、低炭素的物質生産と材料の循環利用システムの構築の両方に貢献するとともに、プラスチック・高分子の利便性を引き続き享受できる社会の実現を目指す。
|
研究領域 | 地球規模課題である低炭素社会の実現「「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現」 |