1. 前のページに戻る

個人の最適化を支える「場の状態」:個と場の共創的Well-Beingへ

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI21J2
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI21J2

研究代表者

内田 由紀子  京都大学, 人と社会の未来研究院, 教授

研究期間 (年度) 2021 – 2023 (予定)
概要どのような場の状態を維持することが個人の最適状態やwell-beingに寄与するのか、個人にとってどのような状態を実現することが場の状態にどのように寄与するのかを、社会心理学的な理論と主観指標を軸に学際的に検討する。その際、社会心理学・生理指標計測・情報学・工学の連携から、少人数での共同作業の場、より自然で社会場面に近い「職場」というタスク志向的な集団から、共有空間としての「都市」に至るまでを想定して検討を進め、その際に主観指標と種々の測定データの紐付けを行う。これにより、多様な個人の多様な最適状態を支える多様な場において定量化・定式化が可能であることを示す。多様な個人の最適化は「場」によって支えられるという社会科学の知見の元、場の状態を計測する技術を開発し、個人のwell-beingを最適化する「場」の状態を生み出す要因と技術、さらには社会実装の方法を探索する。具体的には(1)個人の状態と場の状態の測定手法を定量化・定式化し(特に主観指標とセンシングの連携手法)、(2)そこから個人の最適化を支える場の最適化の要因を特定し、(3)その要因を制御する社会技術とセンシング技術の開発を行う。
研究領域個人に最適化された社会の実現「場面や状況により変化するひとの幸福な状態を再現性高く計測・評価する技術に基づく新サービスの創出」

報告書

(3件)
  • 2023 終了報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-12-23   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst