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電気制御発酵による長鎖多価アルコール生産法の開発

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI21E5
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI21E5

研究代表者

高妻 篤史  東京薬科大学, 生命科学部, 助教

研究期間 (年度) 2021 – 2025 (予定)
概要1,6-ヘキサンジオール(1,6-HDO)はポリウレタン製造等に⽤いられる化学⼯業原料であり、現在は⽯油化学⼯業によって⼤量⽣産されている。⼀⽅、本物質は極めて⾼還元・⾼エネルギーであるため、従来のバイオプロセス(発酵法)では還元(NAD(P)H)とエネルギー(ATP)が不⾜し、効率的に⽣産することができない。そこで本研究では”電気制御発酵法“(電気をエネルギー源および還元⼒に⽤いて発酵を促進させる⼿法)を開発・導⼊し、従来法(⽯油化学プロセス)よりも圧倒的にCO2放出量を低減した1,6-HDO製造プロセスを創出する。具体的には、電気化学活性を持つ細菌(シュワネラ菌等)を遺伝⼦改変し、電気エネルギーを利⽤して1,6-HDOを⽣産可能な株を構築する。また、⼤電流を発⽣可能な⾼性能培養槽を開発する。これらの実施により、実⽤化可能と判断される効率で1,6-HDOを⽣産できることを実証する。
研究領域地球規模課題である低炭素社会の実現「「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現」

報告書

(3件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-12-23   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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