非破壊計測・時空間逆解析・モデリングの融合によるマルチスケールデジタルフィードバックの構築
体系的番号 |
JPMJMI21G4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI21G4 |
研究代表者 |
井上 元 九州大学, 大学院工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2023 (予定)
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概要 | 最終製品に近いリチウムイオンパック電池を対象に、電磁場空間の逆解析や緩和時間分布計測技術を用いて、非破壊時空間分布情報を取得する。そして電気化学反応と物質輸送の速度論的非定常数理モデリングの連成により、面内反応分布や抵抗成分の要因を各階層に分解し解明する技術を構築する。次に電池内の非理想状態を推定し、その改善のための構造設計・指針立案の技術を構築する。各種構造条件での自動スクリーニング計算、自動構造最適化、設計モデル式の導出、プロセス条件探索計算の各要素技術の確立を目指す。これらを包括したマルチスケールデジタルフィードバックループの構築により、解体を必要とせず非破壊によるデバイスの課題解決、構造設計の迅速化・自動化の技術を確立し、モデルベース開発で製品開発のリードタイムの短縮につなげる。
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研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」 |