持続可能でレジリエンスな社会インフラの管理システムの構築
体系的番号 |
JPMJMI21I3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI21I3 |
研究代表者 |
杉浦 邦征 京都大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2023 (予定)
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概要 | センサなどで収集した点検時などのデジタルデータに対してAI技術を活用して社会インフラの構造損傷を診断し、将来予測および防災シミュレーションにより、レジリエンスに富む社会インフラの管理システムを構築する。(1) 社会インフラの予防保全へモニタリング技術による健全度評価の考え方を導入する。(2) センサなどを使ってモニタリングのリスクを評価し、モニタリング技術の信頼性を確保する。(3) 社会インフラのフィジカル情報と社会インフラから発するデジタル情報によるデジタルツインの空間を作り、情報の整理とAI技術の活用による診断、予知などを実施するシステムを構築する。(4) デジタル空間における社会インフラの予測診断に基づく構造物保全・維持管理システムを確立する。(5) (4)のDSシステムを利用し、かつ防災情報と融合することで、災害を模した防災シミュレーションにより、被災範囲を最小限に止められ、かつ回復力の高い、持続性のある循環型社会を確立する。
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研究領域 | 顕在化する社会課題の解決「持続可能な環境・自然資本を実現し活用する新たな循環社会システムの構築」 |