体系的番号 |
JPMJMI21D2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI21D2 |
研究代表者 |
長谷川 良平 産業技術総合研究所, 人間情報インタラクション研究部門, 上級主任研究員
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研究期間 (年度) |
2021 – 2022 (予定)
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概要 | 認知症の心配な高齢者や長期の寝たきり生活を強いられている運動機能障がい者には、認知トレーニング(いわゆる「脳トレ」)が認知機能低下の予防に有効と考えられるが、一般的な脳トレゲームは俊敏な身体動作によるゲーム操作が必要である。これまで研究代表者は、脳と機械を直結するBrain-Machine Interface(BMI)技術の一種として、脳波データの即時パターン識別によるハンズフリーの仮想的ワンボタンスイッチ「脳波スイッチ」と、それによって操作可能な脳トレ装置「ニューロトレーナーR」の開発を行ってきた。本研究開発では、愛知県の高齢過疎地(奥三河地区)を実証フィールドの中心としつつ、予防医療や脳機能解析の専門家とともに、ニューロトレーナーを活用した脳トレ競技「bスポーツ」(bはBrainの頭文字)の反復使用による認知機能の向上効果と社会的交流効果を検証し、研究成果を生きがいや働きがいのある社会の実現に活用する。
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研究領域 | 世界一の安全・安心社会の実現「心理状態の客観的把握とフィードバック手法の確立による生きがい・働きがいのある社会の実現」 |