再生可能多糖類植物由来プラスチックによる資源循環社会共創拠点
体系的課題番号 |
JPMJPF2102 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPF2102 |
中核機関 |
金沢大学
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研究期間 (年度) |
2021 – 2030 (予定)
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概要 | 本拠点では多糖類農業廃棄物を資源として捉え、プラスチックごみを生み出さないバイオプラスチック製品を用途に合わせてリデザインする。適切な量だけ生産し、使用後に回収して再生することで無駄なく使い続ける、バイオプラスチック循環プラットフォームを構築する。そのプラットフォームが、様々な世界地域へ、樹木の年輪のように拡大成長し、大量生産、大量廃棄による暗黒の未来を防ぐ。本プラットフォームの運用のため、多糖類農作物を持続的に生産可能な技術を社会実装し、プラスチック生産、消費、リサイクルに関するサプライチェーンを構築し、絶対的デカップリングを達成する。このような社会システム転換の実現のため、インパクトファイナンスを実践する金融機関が協力する。拠点の循環型プラスチック製品の社会実装により、企業と使用者の価値観が変わるイノベーションサイクルを回して、様々な問題解決につながるモデルを示す。これら5つのサイクルを、まるで協奏(共創)曲のように奏でることで、ポストコロナ社会を見据えた資源循環共創社会と「価値観のイノベーション」を実現し、人々を幸せにするSDGs目標達成に、スピード感を持って貢献する。
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