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ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環共創拠点

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 共創の場形成支援 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 地域共創分野(育成型)

体系的番号 JPMJPF2114
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJPF2114
中核機関 京都大学
研究期間 (年度) 2021 – 2022
概要京都府は、京都議定書に紐づく二酸化炭素排出削減を達成する必要性と社会的責務を有しており、ゼロカーボン社会およびそれを支えるゼロカーボン産業を実現することは、京都という地域に強く求められる将来ビジョンである。同に、「京都府地域創生戦略」では、「環境にやさしく持続可能な社会づくり」、「農林水産業の成長産業化」が掲げられ、北部地域の漁業・養殖業、京都府全域に広がる京野菜・宇治抹茶に代表される農業、京都府の大半を占める山間部の林業、そして、高分子素材・繊維素材に代表されるモノづくり工業については、いずれの分野においても人口減少や高齢化、外国産品との競争激化などに直面しており、これらの産業の活性化及びSDGsへの適応が地域課題として強く認識されている。本地域拠点では、二酸化炭素を含めた革新的な物質循環技術を用いて、京都の地域課題を解決するのみではなく、それらを強みに変えて「活力ある京都」を共創する核となることを目指す。特に、光合成生物を利用した二酸化炭素の固定化と材料化を進め、ゼロカーボン農業とゼロカーボンものづくりの基盤技術を創出する。さらに、これらの技術的派生産物として得られる光合成生物代謝物を漁業用飼料として利用することで、ゼロカーボン漁業への貢献も目指すこととし、バイオテクノロジーから化学プロセスまでを網羅した幅広い科学技術により、京都府の地域創生に寄与する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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