「共生社会」をつくるアートコミュニケーション共創拠点
体系的番号 |
JPMJPF2105 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPF2105 |
中核機関 |
東京藝術大学
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研究期間 (年度) |
2021 – 2022
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概要 | 「芸術とテクノロジーの融合による誰もが孤立しない共生社会」の実現を目指す。日本が直面している課題の一つに、超高齢化に伴う障害と、望まない孤独・孤立がある。65歳以上の割合が30%を超える2030年以降の社会で、高齢者が社会参加しにくく、生きがいや創造性を実感できなくなることは、個人の健康のみならず、経済的観点からも社会への大きな打撃となる。よって本拠点では、あるべき未来の社会像として、個々人の尊厳が認められ、誰もが生涯を通して社会に参加でき、生きがいと創造性を持って生活できる共生社会の実現をビジョンに掲げ、多様な人々が結びつく現代社会にあった新しいコミュニティの形を「芸術×テクノロジー」で提案する。個人の生きがいや尊厳に直結し、人が人として生きるための体験「文化的処方」(社会的処方を援用)を開発し、社会参加の機会となる「文化施設」の利活用を促進させるテクノロジーの開発・導入を進める他、誰もが孤独しないアートを介したコミュニケーションを持続的に運営、普及させるための社会環境(これらを包括して「共生社会PLANET」と呼ぶ)の構築にかかる研究と実践を行う。
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