触媒・電池応用に向けたハイエントロピー合金材料の理論的設計
体系的番号 |
JPMJSC21E2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC21E2 |
研究代表者 |
清水 康司 東京大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 本研究は、触媒・電池応用に向けたハイエントロピー合金(HEAs)の計算機での設計を目指す。新規の多元素材料であるHEAsの性質の理解は、その産業応用の可能性を開く。原子レベル計算とマテリアルズ・インフォマティクス(MI)を活用し、HEAsの物性の解明と高機能材料の設計を行う。
具体的には、日本側チームは第一原理計算に基づく機械学習ポテンシャルによる反応過程の解析、フィリピン側チームは吸着分子と構造の関係解明のためのMI開発、シンガポール側チームは安定構造のハイスループット探索、タイ側チームはモンテカルロ法による粒界の性質の調査を行う。
4ヶ国の協調的かつ相補的な研究から、HEAsの原子レベルの包括的理解が得られると期待される。さらに、若手主導の本共同研究を通じてアジアの連携強化が期待できる。
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研究領域 | 材料分野:「マテリアルズ・インフォマティクス」 |