環境DNAメタバーコーディングを用いたインド太平洋マングローブ域の動物多様性の気候変動下における脆弱性評価
体系的番号 |
JPMJSC21E5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC21E5 |
研究代表者 |
梶田 忠 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 本研究は、マングローブ生態系の生物多様性を環境DNAメタバーコーディングと種分布モデルによって観測・解析することで、生物多様性の現状を把握し、気候変動下における変化を予測することを目的とする。
具体的には、日本側チームが主幹国となって共同研究体制を構築し、各国がそれぞれ現地調査と採水サンプリングを行って、日本でメタバーコーディング解析を実施する。各観測地点から得られた魚類と底生生物を中心とする種多様性データを種分布モデルで解析することで、過去・現在・未来の分布適地を推定し、気候変動に対する種の分布域の変化を推測して脆弱性の評価指標とする。
補助事業対象である3ヶ国のチームと他の国際共同研究事業との連携で、インド-太平洋地域の広い範囲で生物種の情報を取得することができる。
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研究領域 | 環境分野:「海洋科学と気候変動」 |