マルチスケールシミュレーションによる二酸化炭素リサイクル反応過程の解明とデザイン
体系的番号 |
JPMJSC21E4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC21E4 |
研究代表者 |
森川 良忠 大阪大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 本研究は、地球温暖化というグローバルな問題の解決に貢献するため、電子状態理論や機械学習法などマルチスケール計算機シミュレーション手法と実験的手法を駆使して、CO2の貯蔵や還元、燃料電池に関する反応素過程を解明し、その知見をもとにより望ましいCO2リサイクルに関する新規材料の提案を目指す。
具体的には、日本側チームはマルチスケールシミュレーションを開発・駆使してCO2の還元反応や燃料電池電極触媒反応過程の解明と触媒材料のデザインを行い、インドネシア側チームはCO2貯蔵材料の実験的および理論的研究を、タイ側チームはCO2の電気化学的反応過程の実験的研究を行う。
3ヶ国のチーム連携による共同研究を通してCO2リサイクルに関連した新規材料を提案、地球温暖化問題の緩和に資することが期待される。
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研究領域 | 材料分野:「マテリアルズ・インフォマティクス」 |