Ti₃C₂ MXene添加と巨大ひずみ加工によるAlTiVCr軽量ハイエントロピー合金の水素貯蔵特性の向上(EHSAL)
体系的課題番号 |
JPMJSC21C6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC21C6 |
研究代表者 |
辻 伸泰 京都大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 本研究は、優れた水素貯蔵特性が見出されたAlTiVCrハイエントロピー合金(HEA)にTi3C2マキシン粒子を添加するとともに巨大ひずみ加工によってナノ組織化することで、低い水素脱着エンタルピー、高いH/M比と速い反応速度を有する軽量水素貯蔵合金を開発することを目的とする。日本側チームはマキシン複合HEAに対して巨大ひずみ加工を施しバルク合金の内部組織をナノ結晶化するとともに透過電子顕微鏡等による組織の定量化を行い、相手側チームはマキシン粒子を添加したAlTiVCr-HEA合金粉末の固化によるバルク体作製と得られたナノ組織複合合金の構造および水素貯蔵特性の評価を行う。両国チームがそれぞれの長所を活かした共同研究を行うことにより、優れた特性を有する新しい軽量水素貯蔵合金の開発が期待される。
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研究領域 | 手ごろでクリーンなエネルギー源としての持続可能な水素技術 |