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藻類による水素生産を目指した蛋白質構造に立脚した代謝工学(H2M)

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP CONCERT-Japan(SICORP)

体系的番号 JPMJSC21C2
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSC21C2

研究代表者

栗栖 源嗣  大阪大学, 蛋白質研究所, 教授

研究期間 (年度) 2022 – 2024
概要本研究は,昼は酸素発生型光合成をし夜に水素を作るという新しい考え方で遺伝子組換え微細藻類を創成し生物学的に水素を生産することを目的とする。具体的には、日本側チームは緑藻がもつ葉緑体のH2代謝経路(ピルビン酸フェレドキシン酸化還元酵素→フェレドキシン→[FeFe]ヒドロゲナーゼ)の活性型構造を複合体状態で高精度に構造解析し,相手側チームは藻類の葉緑体にあるH2代謝経路を緑藻のミトコンドリアに導入し,日本側が提供する構造解析の結果に基づいてミトコンドリアに導入したH2代謝経路の代謝工学的最適化を行う。両国チームによる共同研究を通して,植物生理学と代謝工学、そして構造生物学および生物物理学の知見とノウハウを総動員するとこで,新しいコンセプトによる生物学的水素生産が期待される。
研究領域手ごろでクリーンなエネルギー源としての持続可能な水素技術

報告書

(2件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-05-09   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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