食と環境の安全・安心を実現するハイテク簡易オペレーション分析デバイスの開発と人材育成
体系的番号 |
JPMJSA2202 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2202 |
研究代表者 |
馬渡 和真 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2026
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概要 | 本研究は、水や大気、土壌などの環境汚染が社会問題となっており、環境の分析技術力向上、分析人材拡充、データサイエンスへの対応力強化が求められているベトナムに対して、東京大学とベトナム国家大学ハノイ校自然科学大学(VNU-HUS)、天然資源環境省、日越分析産業界や越ベンチャー企業が連携して技術開発と人材育成に取り組む。具体的には、VNU-HUSのHoaLac地区新キャンパスに研究教育(R&E)センターを構築し、分析資格認定システム構築、水と大気一般項目のモニタリング技術、マイクロ流体デバイスと電気化学検出によるppbレベルの現場での重金属分析デバイス、IoTによるデータ収集さらには汚染予測や拡散予測システムなど、人材と技術の社会実装を行う。分析ラボに試料を搬送して分析する現在のシステムに加え、現場での迅速分析、データサイエンス型の分析を実現することで、取りこぼしのない分析システムを構築して環境問題の解決に資する。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |