災害に強い社会を発展させるためのトルコにおける研究と教育の複合体の確立―マルテスト
体系的番号 |
JPMJSA2209 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA2209 |
研究代表者 |
金田 義行 香川大学, 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構, 特任教授/学長特別補佐
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研究期間 (年度) |
2021 – 2026
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概要 | 本研究は、地震国トルコにおいてゲブゼ工科大学のMARTEST※と連携し、北アナトリア断層に関わる地震リスクが高まる中で被害軽減のための耐震化技術の開発と普及に大きく貢献するものである。このMARTESTにおいて新技術の開発、既存技術の試験・評価を行い、技術の普及を行うことでトルコや近隣諸国の災害に強い耐震都市の形成に大きく貢献することを目的としている。また、地震モニタリング研究、地震津波発生シナリオ研究ならびにDXを用いた減災教育システム開発を行うことでハード、ソフト両面から災害に強い社会構築を目指す。具体的には日本からの構造実験による耐震工学の技術供与により、トルコの耐震工学のレベルアップを図るとともに、MARTESTを通じて、その知見のトルコおよび周辺国への普及・教育活動を行う。また、先進的な観測システムならびにシミュレーションによる地震津波の被害軽減システムを提案する。
※Marmara Earthquake and Structural Engineering Test Center(マルマラ地震工学試験センター)
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研究領域 | 防災 |