体系的番号 |
JPMJMS229D |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMS229D |
研究代表者 |
宮崎 勝彦 沖縄科学技術大学院大学, 神経計算ユニット, シニアスタッフサイエンティンスト
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 神経修飾物質の一つであるセロトニンは将来報酬のための辛抱強さを調節する役割があることが分かっています。私たちはセロトニンが目標達成に向けた「楽観・悲観」を調節する働きをしていると考え、本研究では同じ辛抱行動であってもその目的が「喜び」なのか、反対に「苦しみの回避」なのかによってセロトニン神経ネットワークにどのような違いが生じるか、行動課題中マウスの神経活動記録・操作から詳細に調べます。辛抱強さの糧となる楽観、諦めにつながる悲観、これらが生まれる神経メカニズムを明らかにすることで、誰もがみな、自分自身で「人生の困難を乗り越える力」と「こころの活力」を高められる社会の実現を目指します。
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研究領域 | (ムーンショット目標9)2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現 |