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CFRPの疲労劣化の機構解明と余寿命推定法の確立

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI22C1
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI22C1

研究代表者

荒井 政大  名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2022 – 2026 (予定)
概要CFRPは、飛行機や自動車等において大幅な軽量化が期待でき、その結果として全世界の二酸化炭素排出量を有効に低減できる材料として期待されている。機体の使用寿命を延ばすことでさらなるCO2排出量の低減を実現するためには、これらの機器の長期使用における損傷評価と余寿命の評価が極めて重要である。本研究ではこれらのCFRPに生じる損傷の発生と進展のメカニズムを詳細に解明し、損傷と破壊のモデルを構築する。さらにはCFRPの疲労劣化診断技術を確立し、疲労・破壊の評価モデルと組み合わせることで、高精度な余寿命評価を実現する。疲労・破壊モデルとエントロピー・電子スピン・熱伝導率等の物性評価手法を有効に組み合わせることで、CFRPの損傷進展とその余寿命を適切に評価し、最終的に機器の使用総寿命を2倍に伸ばすことが可能なモノづくりを提案する。
研究領域持続可能な社会の実現「モノの寿命の解明と延伸による使い続けられるものづくり(本格研究)」

報告書

(2件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-07-08   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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