持続可能な消費のためのデジタル基盤: 食・モビリティ消費の再構築(DISCo)
体系的番号 |
JPMJBF2203 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJBF2203 |
研究代表者 |
木下 裕介 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2023 – 2025
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概要 | 本研究は、デジタル技術の活用が持続可能な消費を可能とする条件を明らかにすることを目的とする。電子決済、QRコード、スマートフォンなどのデジタル技術は、消費者行動を環境負荷の低いものに転換させる可能性がある。
日本側チームは、工学的なアプローチ(ライフサイクルシミュレーションなど)を用いて、デジタル技術による環境負荷削減効果をCO2排出量などの観点から定量的に評価する。相手側チームは、社会学とデザイン学のアプローチ(実践理論、エスノグラフィー(民族誌)、共創など)を用いて、デジタル技術と消費者行動の関係について理解・分析を試みる。
両国チームによる成果に基づき、さまざまなデジタル技術、多様な消費者類型、いろいろなデジタル技術の利用シーンを想定したシナリオ分析を行うことで、持続可能な消費の条件を明確化する。
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研究領域 | 持続可能な消費と生産のシステム |