体系的番号 |
JPMJTR22T5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR22T5 |
研究責任者 |
小林 修 東京大学, 理学系研究科化学専攻, 教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 核酸医薬は次世代の医薬品として注目を集める重要な化合物である。本化合物はアルコールの亜リン酸化反応を鍵反応として合成されるが、従来法では大量の高価な亜リン酸化剤や活性化剤が必要とされ、効率が悪く、大量の廃棄物を生じる問題があった。本提案ではこの問題の解決に当たり、申請者が開発した新反応とフロー技術をシーズとしてこれらを発展させ、不均一系触媒と安価な亜リン酸化剤を用いるOn-demand、 On-site生産プロセスを開発する。新法は、廃棄物を最小限に抑えた環境調和型プロセスでコスト競争力もあり、小型モジュール化で高生産性・自動化を実現する、持続可能な社会に貢献する革新的製造法として期待される。
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