細胞培養・検査キットの開発に向けた水和構造制御表面処理技術の創製
体系的番号 |
JPMJTR22T7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR22T7 |
研究責任者 |
田中 賢 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 生体親和性材料および生体を構成している分子には、含水時に共通して中間水と定義できる水和状態が形成される。本研究開発では、中間水量を制御できる新規双性イオン性およびノニオン性の合成高分子を用いた水和構造制御表面処理技術を確立し、細胞培養基材、三次元細胞培養基材の開発を行う。がん細胞、正常細胞、幹細胞に対して、生体親和性に優れた基材表面の水和構造の変化により材料-細胞間、細胞-細胞間の相互作用力を制御する。これにより、安全に二次元および三次元増殖が可能な培養基材の開発を行い、細胞培養および薬剤スクリーニング用の研究開発用キットとして実用化を目指す。
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