ナノカーボン赤外光源チップを用いた汎用型高空間分解能FT-IR分析装置開発
体系的番号 |
JPMJTR221B |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR221B |
企業責任者 |
日本分光株式会社
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研究責任者 |
牧 英之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2025
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概要 | 慶應義塾大学のシーズ技術であるナノカーボン光源は既存の赤外光源技術に対して超小型、超高速、広帯域発光などの点で優れている。このナノカーボン光源を理想的な点光源として微小・微量試料の分析で広く活用されている赤外顕微鏡に用いることで、ナノカーボン光源を利用した全く新しい原理の高空間分解能赤外分光分析装置を開発する。安価で多くの大学・研究機関・企業で導入可能でありながら、従来FT-IRの性能を大きく超える高空間分解能化を実現する。 これにより、「いつでも・誰でも・気軽に」利用可能で「高精度」な赤外分析装置を広く普及させて、赤外分析が適用できなかった新たな領域での利用を開拓することを目指す。
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