体系的番号 |
JPMJTR22RA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR22RA |
研究責任者 |
中村 祐二 豊橋技術科学大学, 工学研究科機械工学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 高分子材は、加工が容易・軽量・高強度・安定などの優れた特徴を有した高発熱量材であり、その火災危険性を評価することは安全上重要である。しかし、高分子材の特徴(=溶融部の形成過程の物理)が顕在化すると、現行の評価法では “結果が試験片形状に応じて変わる” ため火災危険性を適正に評価できない。結果として、安全確認は現物燃焼試験に頼ることとなり、開発速度の鈍化とコスト高をもたらす。
本研究開発では、「低圧法」を活用することで、試験片形状影響を排除した高分子材の燃焼性を材料固有の値として提供する評価法を確立し、上記課題を解決することを目指す。このため、この評価法の国際標準化に導くための諸課題を研究開発期間内で解決する。
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