体系的番号 |
JPMJMI22E8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI22E8 |
研究代表者 |
由里本 博也 京都大学, 大学院農学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2026 (予定)
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概要 | 化学品製造に利用される炭化水素は化石資源に高度に依存しており、多大なCO2排出を伴う化石資源からの原料転換が求められている。メタンやメタノールなどのC1化合物は、CO2やバイオマスからカーボンニュートラルに供給可能な循環型炭素資源であり、本課題では、C1化合物を微生物培養炭素源および有用物質生産の直接の原料とする低炭素・資源循環型バイオ生産系を構築して、「C1炭素循環型物質生産」の確立を目指す。
新奇メタン酸化酵素の開発、メタノールからの有用物質生産代謝系の強化、ギ酸やCO2の効率的利用法の開発を行い、複数の微生物を対象にC1化合物利用能の強化あるいは附与を試みる。さらに、有用化成品や有用タンパク質生産のための代謝改変も行い、培養方法や生産条件を最適化することで、メタンをはじめとするC1化合物からの低炭素化バイオプロセスによる有用物質生産を実証する。
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研究領域 | 地球規模課題である低炭素社会の実現「「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現」 |