組織内脂肪滴のライブイメージングのための赤色および近赤外蛍光性脂肪滴試薬の開発
体系的番号 |
JPMJTM22AV |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM22AV |
研究代表者 |
吉原 利忠 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2023
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概要 | 小動物組織内の脂肪滴を、共焦点蛍光顕微鏡を用いてイメージングするための赤色および近赤外蛍光性脂肪滴染色試薬を開発する。青色や緑色蛍光性脂肪滴染色試薬の開発で得た知見や手法を基にして、小動物に投与された試薬を、数十分以内に組織細胞内の脂肪滴に分布させることを目指す。脂肪滴試薬は、赤色や近赤外蛍光を示すため、他の発光色イメージング試薬と併用することができ、組織内の脂肪滴の肥大化と血管走行の関係など、二つ以上の異なる要素を同一個体でライブイメージングすることが可能となる。また、非アルコール性脂肪肝(炎)などの生活習慣病の発症機構の解明や治療薬の開発を進める上で、強力なツールとして広く利用できる。
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