体系的番号 |
JPMJTR22RD |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR22RD |
研究責任者 |
土方 泰斗 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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概要 | 本研究は、単一光子源(SPS)として炭化ケイ素半導体上のMOS界面に現れるカラーセンタ(表面SPS)に着目し、第1原理計算をベースとした理論計算と、蛍光測定の併用によってその構造と物性の詳細を浮き彫りにする。これにより表面SPSの発光特性と形成密度を同時に制御する手法を確立し、内部に単独の表面SPSを導入した発光デバイスを開発する。本デバイスを用いて電流注入励起による単一光子発生を実証し、極めて実用性の高いパッケージデバイスを実現する。現行の量子暗号通信は単一光子源として微弱光パルスを用いるのが主流であるが、本デバイスとの置き換えで汎用性の大幅な向上を目指す。
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