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環状PEGの物理吸着を利用したナノ粒子分散安定化法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(育成型)

体系的番号 JPMJTR22TD
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTR22TD
研究責任者 山本 拓矢  北海道大学, 大学院工学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2022 – 2024
概要ナノ粒子の簡便かつ安定したPEGylationは、生物学的応用に限らずナノテクノロジーに関する幅広い領域において求められる技術である。しかし、現状PEGylationは化学吸着に限られており、ナノ粒子種類に応じて最適な分子設計・合成が必要となる。これに対し、構造欠陥のない環状PEG(c-PEG)が金ナノ粒子や銀ナノ粒子に物理吸着することで高い分散安定性および生体適合性の付与に成功した。本研究では、c-PEGの物理吸着メカニズムの追求に立脚した汎用的なナノ粒子分散安定法の開発を行う。これにより、ナノ粒子の表面修飾の新たな方法論が確立できれば、薬剤開発を加速させるような社会的に大きな影響が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2023-01-10   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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