体系的番号 |
JPMJMI22J5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI22J5 |
研究代表者 |
西尾 萌波 国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, 研究員
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024 (予定)
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概要 | 発達障害を“障害”たらしめる原因は個人ではなくむしろ社会の側にある。本提案はこれまでの発達障害に対するデジタルソリューションと異なり、本人のソーシャルスキルの習得のみに解決を帰することは目指さない。周囲の人々がコミュニケーションを通じて、子どもたちがもつ様々な特性に光を当て、発達障害という枠組みに囚われない、より多次元な個性を見出し育んでいく。その過程を新たなチャネルを通じて支援することにより、発達障害を抱える子どもたちとその周囲の人々にとっての真のWell-beingを実現することを目指す。これに向け、スマートフォンで取得された動画から目線や視線等のバイタルデータを非接触で抽出する手法をコア技術として、(1)発達障害の客観的スクリーニングツール、(2)類似場面抽出に基づく問題行動の背景因子推定ツール、(3)対応法の推薦・蓄積を通じた「自分のトリセツ」構築ツールを開発する。
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研究領域 | 個人に最適化された社会の実現「他者とのインタラクションを支えるサービスの創出」 |