概要 | 東工大大岡山キャンパスに2011年に、竣工した「東工大環境エネルギーイノベーション棟」(研究代表者がエネルギーシステム設計及びプロジェクトリーダー)のエネルギーデータ、人流データ、及び、東工大大岡山キャンパス内の他研究棟の電力、太陽光発電データなど、クラウドデータベースにすでに10年分のデータが蓄積されている。この毎秒、もしく毎分、14000pt以上のエネルギーシステム-ビッグデータを基礎に、カーボンニュートラルシステムとして提案する“系統協調/分散型エネルギーシステム”を開発する。さらに、そのシステム開発の観点から必要となる要素技術開発(エネルギーデバイス/エネルギーマテリアル)および、シナリオ研究を、集約したデータや手法を共通化し、連動させることでカーボンニュートラル研究を飛躍的に加速させる「エネルギービッグデータをコアとするカーボンニュートラルデジタルツイン」を構築する。
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