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都市代謝系と沿岸生態系が融合した循環型エネルギー・食料生産システムの構築

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI22I3
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI22I3

研究代表者

藤原 拓  京都大学, 大学院地球環境学堂, 教授

研究期間 (年度) 2022 – 2024 (予定)
概要下水道からの温室効果ガスの排出や、沿岸域の貧栄養化・魚病被害による漁業生産量の減少という社会課題を解決するために、下水道資源を活用して複合的価値を創造する未来の循環社会システムを構築する。 (1) 下水処理場に集約される下水を資源と捉え、有機物をエネルギーに、栄養塩を水産物・魚病ワクチンの生産、豊かな沿岸生態系の創出に活用する未来の循環システムを構築する。(2) 正浸透システム、メタン・水素生産、光合成水素・アンモニア生産により、下水処理場の脱炭素化実現に貢献する革新的システムを構築する。(3) 正浸透膜システム透過水を用いた機能強化珪藻の培養技術とこれを用いた魚病ワクチン・抗酸化物質の生産技術を確立し、生産物の有効性を実証する。(4) 正浸透膜システム透過水を用いた二枚貝養殖システムと藻場創出技術を確立し、構築された人工藻場による生物多様性の維持機能や栄養塩吸収能の有効性を実証する。(5)下水を起点とした水産食品に対する社会受容性確立のための方法論を確立する。
研究領域顕在化する社会課題の解決「持続可能な環境・自然資本を実現し活用する新たな循環社会システムの構築」

報告書

(2件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2023-01-10   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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