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Smart-Xを実現する高信頼のサイバー・フィジカル・コグニティブ・システムの構築

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP 国際共同研究拠点 インド

体系的番号 JPMJSC22H1
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSC22H1

研究代表者

池田 誠  東京大学, 大学院工学系研究科附属システムデザイン研究センター, 教授

研究期間 (年度) 2022 – 2025
概要Society 5.0への移行には、人間と機械が相乗的に連携することが必須であり、その達成には信頼できる知的なサイバー・フィジカル・システム(CPS)が中心的な役割を担う。より深く人間と機械が相乗的に連携するためには、CPSに人間や周辺環境を認知する機能も求められている。本研究では、フェーズ1で研究開発したCPSの設計手法を発展させ、さらに人間と機械の相乗的な連携に資するため、自ら、性能、安全性、耐故障性の向上や自己診断のための学習を行うことができる、AI技術と結合した「高信頼性サイバー物理認知システム(Trustable Cyber Physical Cognitive Systems:T-CPCS)」の設計手法を開発する。それらを用いた地滑り予測、自律走行車、スマートグリッド、スマートシティなどの様々な産業システム(Smart-X)への活用推進を通じて、T-CPCSの実用的価値を実証する。共同研究においては、フェーズ1では、日本側のシステム・ソフトウェア分野にインド側の計算技術に長けた優秀な人的リソースを大量に投入しつつ、インド側のハードウェア・デバイス分野に日本側の先端技術を投入する形で相補的な協働を行い、日印共同研究ならではの研究成果が得られた。フェーズ2ではこのような協調補完関係をさらに強化し、日印間の相乗効果を高めた共同研究を推進する。また本課題では、共同研究拠点の機能として、上記のT-CPCS設計技術を基礎とし、東京大学、IITB各々が持つ広範なネットワークを結合して、日印の学術・産業界の架け橋となるワンストップの人材ネットワークを構築するとともに、若手人材の育成や他のICTプロジェクトとの連携も推進することで、日印協力のエコシステムを構築する。
研究領域ICT

報告書

(2件)
  • 2023 年次報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-07-08   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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