体系的番号 |
JPMJRS22I7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRS22I7 |
研究代表者 |
沖 大幹 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授
|
研究期間 (年度) |
2022 – 2025
|
概要 | 急峻かつ限られた国土の中で、大きな落差と水量の安定性が求められる水力発電や、安定した水量、水温、水質が必要な農業用水、健全な水系生態系の維持または回復のための環境用水、洪水流量ピークの低減が生命財産を守るために必須である治水事業といったさまざまな要求に応えるために、流域の水資源管理には高度な対応が求められている。そのため、行政界やステークホルダー間の境を越え、流域のあらゆる関係者が流域の至る所で治水に貢献する「流域治水」と統合的水資源管理の融合と健全な水循環の実現が喫緊の社会課題である。
本研究は、流域治水対策の共創手法の構築と展開を目的とし、神通川流域における流域治水対策の効果と限界を示した上で、必要な人材育成も含め流域治水に資する対策の共創手法の体系化を図り、併せて他地域展開を富山県内の他流域や流域特性の異なる流域で試行する。
|
研究領域 | SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(ソリューション創出フェーズ) |