体系的番号 |
JPMJTT22J1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTT22J1 |
企業責任者 |
中野 伸之 株式会社Kyulux, 代表取締役社長
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研究期間 (年度) |
2022 – (非公開)
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概要 | 九州大学の安達教授らは、高効率、高い色純度、低コストを可能とする革新的な材料Thermally Activated Delayed Fluorescence(TADF)材料およびそれを用いた発光メカニズムHyperfluorescence(HF)を理論から構築し、研究を進めてきた。
株式会社Kyuluxは、九州大学のこれらの研究成果を活用して、新たな発光メカニズムを使った次世代有機EL材料(HF)の事業化を目指している。このHFは次世代の有機ELディスプレイを実現する画期的な技術として、国内外のディスプレイメーカーから注目されている。しかし、昨今のディスプレイサイズの拡大により、試作ラインでも1Kg弱の多量のサンプルを求められるのに対して、同社の生産量が追いついていないことが課題となっている。
本開発では、ディスプレイメーカーの試作ラインでの1ロットで要求される一般的なサンプル量のHFを自社で製造し、提供できるようにするため、量産向けプロセス開発を行うとともに、品質保証体制を確立することを目指す。
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