体系的番号 |
JPMJSC22E3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC22E3 |
研究代表者 |
横井 俊之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2023 – 2025
|
概要 | 東南アジア圏の重要産業であるパーム油生産では、産業廃棄物として莫大なパーム椰子空果房(以下、EFB)が発生する。その資源化を可能にする高効率な触媒プロセスの開発は、資源循環型社会の実現に大きく貢献する。
本研究では、EFBをバイオマス資源として、有用化学品原料やバイオ燃料を製造する触媒プロセスの開発を目的とする。
日本チームは、新たな高機能固体触媒をデザインし、EFBの主な構成成分であるホロセルロースから有用化学品原料やバイオ燃料合成を検討する。タイチームは、EFB中のリグニンの利活用を担当する。フィリピンチームは、廃パーム油の利活用を可能にする触媒プロセス開発を行う。
3ヵ国のチームが持つ技術を組み合わせてパーム産業で発生する廃棄物の有効利用法を見いだし、持続可能な社会の実現へ貢献する。
|
研究領域 | 代替エネルギー分野 |